リアルな訴求で強い集客力を手に入れる方法

今日のテーマは『リアルで感情を刺激して訴求力を上げよう』です。

 

 

最近地方に行った際に、シュークリーム専門店のビアードパパに30人くらいの行列が出来ていて、少しビックリしました。

 

ビアードパパは、シューをオーブンで焼いて、店内で手作りしたクリームを目の前で詰める、実演販売スタイルで、以前はよく見かけたお店です。

 

店内で焼いたシューから、砂糖とバターが焦げる香りが広がって、甘い香りで集客する販売方法で売れていたお店ですが、都心では以前ほど見かけません。

 

 

 

でも、地方だとお店が上陸して間もないのか、新鮮さをもって受け入れられて、大繁盛。

 

甘い香りに釣られて、一人、また一人と、お客さんが並んでいきます。

 

 

 

ビアードパパは良く見ると、店内のオーブンの後ろに扇風機を置いています。

 

『只今、焼きあがりました!』とかいいつつ、扇風機を強にして、外にわざと甘い香りを逃しているんですね。

 

 

 

これって、焼肉屋が人がたくさん通行する方向にむけて、わざと換気扇を設置し、肉の焼ける食欲を刺激する香りを漂わせて、集客させるのと同じ方法です。

 

パン屋やうなぎ屋、焼き鳥屋など、換気扇から漏れる美味しそうな香りを集客に活かしているのも同じ。

 

 

 

人には5感、いわゆる視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚という感覚があります。

 

この5感を刺激することで、感情が強く刺激され、訴求力を劇的に上げることができるようになります。

 

 

 

飲食店でも、文字だけのメニューより、写真付きのメニュー表の方が、美味しそうにみえますよね。

 

これだって、写真を使って視覚をちょっと刺激しただけ。

 

 

 

このビアードパパのケースでは、甘い香りをわざと逃して“嗅覚”を最大限に活かしつつ、クリームを目の前で詰める実演販売で“視覚”を刺激して、集客をしています。

 

 

 

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3分で読める参考記事シリーズ

 

オープンキッチンが集客力アップの仕組みになること等、ご紹介。

 

unisiacom.co.jp

 

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この5感を刺激する集客では、実際にリアルに感じさせることがとっても重要。

 

お客さんはリアルな体験をすることで、それ食べたい、それが欲しい、となってくるんです。

 

 

 

飲食店なら、目の前で焼きあげたり、調理する際の音すらも食べてみたい感情を刺激させてくれます。

 

餃子の王将が、お客さんから見えるところに調理場を設けて、目の前で焼きあげる姿と、中華鍋でガシャガシャと炒める音、漏れる香ばしい香りなどで、店内を演出し、顧客満足を高めることで、V字回復したのは有名な話です。

 

 

リアルに5感を感じさせる方法は、店舗集客では基本と言えます。

 

蕎麦屋が、店前の通りから丸見えのスペースで、蕎麦を打っている姿を見せることで、視覚的な感情に訴える。

 

実演販売でも、お客さんに実際に商品を触れてもらうことで、買ってみたい欲求を強く刺激していますよね。

 

 

 

これは、飲食業に限らず、小売業、サービス業など、あらゆる店舗商売に於いて、利用できる強い集客の方法です。

 

集客に困っているなら、5感をリアルに刺激することに力を注いでみては、いかがでしょうか?

 

 

 

あなたは、お店や商品・サービスを魅力的に伝えるのに、人の5感を意識していますか?

 

 

 

ここに、お店を繁盛させるヒントがあります。

 

あなたのお店は、必ず今よりも繁盛できます!