悪用注意! お客さんが”信じてくれない”習性を解消する2つの方法
今日のテーマは『お客さんは信じないという基本習性を解消する2つの方法』です。
前回のブログでは、お客さんは売り手の情報を基本的に信じない、という基本習性があることをお話しました。
売り手の話は相手に『買わせよう』としている情報であって、買い手であるお客さんとしては、その情報をそのまま信じることはできない。
売り手と買い手という立場はある以上、普遍的なもので、どうしようもない事実。
そして、売り手の発信する情報を買い手に信じてもらう方法として紹介したのが
『お客さんの感想を見せて、信用してもらう』
ターゲットと同じ立場にある人の声を紹介することで、第3者の中立的な立ち位置から客観的に評価してもらい、それを広告や媒体に掲載するのが有効だ、というお話でしたね。
今日は、売り手の発信する情報を買い手に信じてもらう方法をさらに2つ紹介したいと思います。
『あなたの業界で権威性のある人、肩書きのある人にお墨付きをもらう』
その業界で権威性のある人が言うなら大丈夫だろう、とお客さんが評価してくれることを活用するんです。
健康サプリの通信販売やテレビショッピングで、必ず医者や大学教授などの推薦の声が入るのも同じ原理。
『このサプリは、膝の関節痛に必要な栄養素が詰まっています、私も愛用しています』
ただの歯ブラシよりも、歯医者が勧める歯ブラシの方が、価値が高いように思いませんか?
また、権威性のある人ですが、誰でも知っている人物である必要はありません。
むしろ、その分野での肩書きだったりします。
『この分野の専門家が言うんだから、間違いない』
このように信用してくれれば、いいわけです。
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3分で読める参考記事シリーズ
権威性など、お店で活用できる集客テクニックを紹介した記事です。
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売り手の情報を買い手に信じてもらう、もうひとつの方法。
『あなたのお店・あなたの商品・サービスの実績を見せる』
集客には『社会的証明』というテクニックがあります。
社会的に認められている証明を打ち出すことで、検討しているお客さんの「みんなが買っているし、他に手を出すならこれにしようかな」という気持ちにさせる方法です。
例えば、お店の売場に2種類のチョコレートケーキがあって、ひとつは残り1つしかなく、もうひとつは大量に残っていた場合、あなたならどちらを選びますか?
『みんなが買っているんなら、間違いないはずだ』
一般的には、みんなが買っているものに価値を感じてしまうので、残りひとつのチョコレートケーキを選んでしまいます。
人は何かを決定するとき、他の人の行動を意識しながら決める傾向があります。
言い換えると、社会的に認められているものを無条件で信用してしまう傾向にある、ということ。
社会的に信用があるとみられている雑誌や新聞、テレビ雑誌で紹介された実績がある場合は、しっかりと見せていく。
・販売実績2万個達成!
・3秒にひとつ売れています!
・お客様のリピート率96.3%!
これらも同じです。
こういった実績がある場合は、広告や媒体でしっかりと掲載することで、お客さんの信用を得やすくなります。
今日は、お客さんの信じてくれない習慣を打破する方法として、2つ紹介しました。
・あなたの業界で権威性のある人、肩書きのある人にお墨付きをもらう
・社会的証明を活用するために、あなたのお店、あなたの商品・サービスの実績を見せる
説得されたいお客さんは存在しません。
お客さんが共感し、信用してもらえることで、商売は成立するんです。
前回と今回でお話しした内容は、商売を進めやすくする方法ですが、悪用できてしまうのが問題とされています。
詐欺商材など、怪しい商材には、必ずといって良いほど、このような仕掛けがあるのも事実です。
このセールスサポーターズに登録してくれたあなたを信用して、今回は集客テクニックを紹介しました。
それだけ、強力な方法と言えますので、ぜひ活用してください。
あなたは、業界の権威性を上手に活用できていますか?
そして、せっかくのお店の実績を上手に活用できていますか?
ここに、お店を繁盛させるヒントがあります。
あなたのお店は、必ず今よりも繁盛できます!