なぜ繁盛できるのか、本質を知ろう
今日のテーマは『売れていないお店の根本的な問題とは?』です。
売上が伸び悩む飲食店のオーナーや店長に提案すると、よく言われる言葉があります。
『それは、うちではちょっと・・・』
『こんな問題が起きる可能性があるし・・・』
『こんなお客さんもいますから・・・』
で、結局何もやろうとしない。
そして、必ず共通して言うのは、まずは料理の質を上げること優先したい、ということ。
言い換えれば
『おいしい料理を提供できれば、お客さんは来てくれる』
飲食店に限った話ではなく、小売店もサービス業のお店も同じ。
良いものを提供できれば、お客さんは来てくれる、という発想が基本にある、ということです。
この問題はどこにあるのか?
それは
『繁盛できていない現実を根本的に認めていない』
ということ。
そもそも、繁盛できているお店とできていないお店の違いはなんでしょうか?
美味しいから?
スキルや技術が高いから?
それらは重要ではあるかもしれませんんが、単なるひとつの要素でしかありません。
繁盛店とそうでないお店の違いは
『お客さんに支持されているか、されていないか』
当たり前と思うかもしれませんが、まさにここが重要だったりします。
お店は常にお客さんに評価される立場にある、ということ。
そのお店が良いお店かどうかは、常にお客さんが決めるということをまずは再認識するべきです。
なんで、あのお店は大したことがないのに賑わっていて、うちのお店にはお客さんが来てくれないんだろう。
このような考えのオーナーや店長がいるお店は、世の中に無数に存在します。
でも繁盛しているお店には、お客さんが支持する『何か』が必ずあります。
それは味やスキルの違いだけじゃありません。
他のお店にはない、お客さんの支持が得られる『何か』をする勇気を持つお店だけが、繁盛できるんです。
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3分で読める参考記事シリーズ
繁盛する考え方、ノウハウを書いた記事です。参考まで。
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世の中の小売店、飲食店の71%が、実は赤字と言われています。
さらに、開業して3年後に生き残っている確率も、たった3割、10年後に生き残る確率は1割と言われています。
つまり、ほとんどのお店は、いわゆる普通の考え方、普通の行動で商売をしている、ということ。
普通だから、お客さんは魅力を感じませんし、来てもらえないのです。
味が良い、スキルや技術が高いだけでは、普通から抜け出すことはできません。
それなら、こんなに赤字が多くて、3年も生き残れない状況にはならないはずです。
繁盛している少数のお店は、普通ではないから生き残ることができているし、お客さんの支持を得られている、という現実。
人と違うことができるから、お店にも違いが出て、それがお客さんの支持につながる、という発想は常に意識しておきましょう。
あなたのお店は、一般的な多くのお店と同じ発想から抜け出すことを意識していますか?
周りと同じ発想で商売することで安心していませんか?
ここに、お店を繁盛させるヒントがあります。