8割の失敗と2割の成功、どっちが大事?

今日のテーマは『成功と失敗、重視すべき選択はどちらか?』です。

 


僕がコンサルしているお店のなかには、過去にいろいろなコンサルから指導を受けてきたお店があります。

そこで結果を出すことができずに、最終的に僕のところに相談に来て、今は売上も安定して増えています。

そんなお店が、過去のコンサル企業から言われ続けたのが

『失敗から、成功のヒントを学ぼう』

なんでも、失敗した施策の中味を検証し、そこから成功のヒントを導き出そうという考え方のようです。
そんな話を聞いた時、僕はすぐにこう思うのです。

『そりゃ、上手くいかないわけだ』

たしかに、マーケティングの知識や経験が浅い状態で施策を手掛けた場合、成功より失敗のほうが多くなります。

一般論でいえば、その失敗した理由を探り出し、改善していくのが正しい考え方のように思えます。

でも、お店の施策だけでいえば、それは正しく無いんです。
お店の経営に於いては、いかに商売の成功確率を高めていくか、という考え方は必要です。

 

そのため、実行から検証、改善、そして実行という積み重ねが大切になってきます。

そこで施策に成功できない人が陥りやすいのが、正にこの『失敗から学ぶ』というスタンス。

失敗した内容を検証して改善策が見つかったとしても、それが成功になれる保証はありません。

(失敗から学ぶな、ということではありません。結果が失敗しかなければ、そこから理由を探るしかないですし)

 

 ここで、多くの人が見逃してしまう事実を知るべきです。

 

それは

 

『利益を生んでいるのは、成功した施策から』

 

繁盛店は、多くの失敗ではなく、一部の成功を重視します。

繁盛店は、失敗から成功のルートを探すよりも、成功した要因を検証し、さらに改善していくほうが繁盛できることを知っているのです。

繁盛店にとって当たり前の鉄則ですが、あまり一般的では無いみたいです。

まずは実行してみる。

成功したら、そこを改善して、より高い成功を求める。

失敗は割り切って、成功にフォーカスする。

この思考を持ち行動することが、成功への近道になります。
あなたは失敗よりも成功を重視した思考を持っていますか?

ここに、お店を繁盛させるヒントがあります。
あなたのお店は、必ず今よりも繁盛できます!

 

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