透明飲料水の流行がお店を活性化させる?

今日のテーマは『透明飲料水がなぜ流行っているのか?理由を知ればお店にも活かせられる』です。

 

 

今、透明な飲料水がものすごい勢いで増えて、コンビニでも何種類もの透明飲料水が売られています。

 

 

 

これらの特徴は、『外見は透明なのに、中身は●●味』というもので、透明なコーヒー、透明なレモンティー、透明なコーラ、そしてとうとう透明なノンアルコールビールまで発売されるとか。

 

実際に透明飲料水はこの7年で出荷数15倍まで広がっています。

 

 

 

透明な見た目がもたらした効果はなんなのか、わかりますか?

 

まず、見た目が透明ということで、ジュース本来の甘さを抑えているように見えることによって、健康志向を強める消費者の『体に悪い飲み物』という罪悪感を抑える効果があるのだとか。

 

そして、何よりも現代のオフィス環境がその流行を後押ししています。

 

 

 

オフィスで色のついた飲料水を飲むと、周りから『仕事中なのにジュースを飲むなんて』と白い眼で見られがち。

 

それにデスクに置くには、何よりも見た目が子供っぽい。

 

仕事中にコーラ飲んでると周りから『ガキっぽいな』、と思われるんじゃないか、という感じでしょうか。

 

でも、透明ならそれらの課題が一発解消、オフィスでも気兼ねなく飲める、というわけです。

 

 

 

これらは市場に受け入れられた背景ではありますが、何よりも流行った理由は別にあります。

 

それは、本来は色があるはずの飲料水に『透明という付加価値』を付けることで、ぶっとんだ印象、インパクトを市場に与えたから。

 

冷静に考えれば、中身は単なる清涼飲料水なんです。

 

 

 

透明であることがオフィス受けした背景はありますが、それは市場にある程度受け入れられてからの話。

 

市場に『透明』という強いインパクトを与えて、消費者に驚きを与えることに成功したことが、まずは流行った原因なんです。

 

そしてこの考え方は、あなたのお店にも大いに活用できるものです。

 

 

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3分で読める参考記事シリーズ 

unisiacom.co.jp

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単なる清涼飲料水に『透明』という付加価値を与えることで、市場にぶっとんだ印象を与え、強いインパクト、驚きを提供することで大成功をおさめ、今の流行をもたらしました。

 

この考え方は、あなたのお店でも利用できます。

 

 

 

お店でいえば、本来当たり前だと思われている『常識』を超えた商品・サービス・体験を提供する。

 

例えば、お店で釣りができて、釣った魚を食べられる居酒屋。

 

ドデカメニュー、デカ盛りメニューがある飲食店。

 

日本酒を入れるはずの枡に入ったティラミス。

 

アルコールを提供する美容院。

 

月額定額制の整体院。

 

 

 

要は、お客さまに常識では考えられない特別な体験を提供し、それが消費者の驚きと喜びという評価が得られるものであれば、その商品・サービスを流行らせることができます。

 

大事なのは、『常識ではないぶっ飛んでいる』という点。

 

中身は一般的な商品・サービスでも、この『ぶっ飛んでいる』という付加価値を提供すれば、他にはない商品・サービスになるということです。

 

 

 

透明飲料水も中身の味は、単なるレモンティー、コーヒー、コーラでしかありません。

 

つまり、提供する商品・サービスのクオリティで勝負するのではなく、ぶっ飛んだインパクト・驚きで勝負する、ということ。

 

 

 

世の中のほとんどのお店は、飲食店であれば味、美容院や整体院なら技術という『品質の高さ』で勝負しています。

 

だけど、世の中のお店の7割以上が赤字なのは、この品質という同じ土俵で戦っているから。

 

世の中の常識で戦っているうちは、そこから抜け出すことは困難です。

 

同じ土俵で戦わなければ、それが差別化を生み、集客を生む価値を生んでくれます。

 

 

 

あなたのお店には、ぶっ飛んだ視点を加えることで、新しい価値を提供できる商品・サービスはありませんか?

 

常識のなかで戦うのではなく、非常識という土俵で戦う勇気はありますか?

 

 

 

ここに、お店を繁盛させるヒントがあります。