カーブスがやっていた効果のある集客方法
今日のテーマは『ターゲットを意識したカーブスの集客事例』です。
お昼に買い物に行ったスーパーで、なにやらオレンジ色のポロシャツを着た集団が、なにか勧誘をしていて、そこに多くの人が集まっていました。
ポロシャツにあるロゴを見ると、カーブスの名前。
カーブスは、50代以上の女性をターゲットにした運動教室で、全国に1800店舗近くあることから、あなたも目にしたことあるのではないでしょうか。
今日は、このカーブスの集客はすごく計算された秀逸な方法だったので、事例としてお話ししたいと思います。
カーブスのメインターゲットは、運動の必要性は感じているけど、実際には運動をしていない、50代以上の主婦。
当然、主婦ですから、基本的な行動範囲は家の近所です。
そして、平日のお昼前にスーパーに行く人は、近所の主婦ばかり。
しかも、自転車や歩きでのスーパーの行き帰りが、1日の運動量の多くを占めていたりします。
スーパーの入り口で勧誘していたカーブスですが、集まっているのは買い物帰りのおばちゃんばかりでした。
気付きましたか?
カーブスは、ターゲットが集まる場所でピンポイントで集客活動をしていたんです。
集客する上で大事な基本ともいえる考え方、それは
『自分の商品・サービスを購入する可能性の高いターゲットとなる人々が集まる場所で集客活動をする』
これは、一見当たり前に見えますが、世の中には実際には意識していないお店が数多く存在しています。
昨日の夜も、地元の駅前で帰宅途中に、駅前カレー屋のランチのチラシをもらいました。
店員は一生懸命、帰宅途中のサラリーマンにランチのチラシを配っていました。
でも考えてみてください。
地元の郊外の駅で、帰宅途中のサラリーマンの1日の行動を。
平日の昼は職場ですから、地元でランチを食べられるはずがないんです。
人が大勢集まっていても、ターゲットが居なければ、その集客活動はまったく意味がありません。
これと同じような間違いをする人は、広告や媒体といった部分でも、間違いを犯している可能性があります。
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3分で読める参考記事シリーズ
なぜ集客でターゲットを決める必要があるのか、そしてターゲットには何を発信すべきなのか、ジャパネットたかたを事例に紹介した記事です。
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広告や媒体で間違えやすいのは、広告や媒体自体を集客のメインに考えてしまうこと。
他のお店がフリーペーパーで集客できたと聞けば、すぐにフリーペーパーの集客に走る。
Lineが良いと聞けば、すぐに飛びついてしまう。
広告や媒体は集客の手段でしかありません。
つまり、広告や媒体の表面的な部分だけに目がいってしまい、自分のお店のターゲットがどこに集まるのか意識していないので、お金をかけて集客しようとしても失敗してしまう。
ターゲットが見ていない広告、媒体にいくら情報を記載しても意味がありません。
それよりも、まずは自分のお店のターゲットが普段集まっている場所はどこなのか。
そして、普段何を見ているのか。
これを知ることが大事なんです。
駅前で人が集まるから、良いのではありません。
発行部数が多いフリーペーパーに広告を載せるから、良いのではありません。
『自分の商品・サービスを購入する可能性の高いターゲットとなる人々が集まる場所で集客活動をする』
まずは、あなたのお店がターゲットとする人々が普段、いつ、どこにいるのか、考えるようにしてみましょう。
それを意識するだけで、集客活動の効果に大きな違いが生まれます。
あなたのお店を利用するお客さんは、普段どこに集まっていますか?
ターゲットが集まっている場所、媒体を意識して、集客活動をしていますか?
ここに、お店を繁盛させるヒントがあります。
あなたのお店は、必ず今よりも繁盛できます!