無料の特典をつけても効果がないのはなぜ?

今日のテーマは『機能しない無料特典と機能する無料特典の違い』です。

 

 

最近、コンサルをしていて、無料特典についてアドバイスする機会が増えてきました。

 

 

 

無料特典はその名のとおり、無料で何かをもらえたり、サービスを受けられたりする特典のこと。

 

『無料』という言葉が、人々の心のハードルを下げて、利用をしてもらえやすくなる、というのが最大のメリットになります。

 

 

 

初回無料の整体院、トッピング無料のラーメン屋のクーポンなど、良く見ますよね。

 

お客さんも、無料ならやってみてもいいかな、行ってみてもいいかな、という感じです。

 

 

 

でも、たとえ無料にしたとしても、あることができていないと、効果を出すことは難しくなります。

 

 

 

それは

 

『無料特典の価値を高めておく』

 

 

 

例えば、粗品無料といわれて、価値を感じます?

 

だけど、単に“○○無料”というのは、実は考え方としては“粗品無料”とさして変わらないんです。

 

 

 

例えば、コーヒー1杯無料。

 

これだと、インスタントコーヒーが無料のように見えますし、有難みが無いんです。

 

 

 

でも、ブラジル・サントスNo.2の1種類のみを使用、直火式焙煎機で深めのロースト、独自のネルドリップ方式で抽出することで、豆の酸味を楽しめる極上の特選コーヒーが1杯無料だとしたら、ぜひ飲んでみたいと思いませんか?

 

 

 

つまり、無料だからこそ、その特典自体の価値を高めるか否かで、訴求効果に大きな差が出ちゃう、とうことです。

 

 

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3分で読める参考記事シリーズ

 

特典の価値を高める、という考え方は客単価を上げる考え方に似ています。

 

お店の客単価を違和感なく上げるための基本テクニック

unisiacom.co.jp

 

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無料だからこそ、価値を上げる工夫をしましょう。

 

サービスやモノの価値は言葉で簡単に高めることができます。

 

こだわりをしっかりと記載する、たったそれだけです。

 

こだわりは言わないと伝わりません。

 

 

 

チャーシュー1枚無料、ではなく

 

『綾瀬の豚肩ロースと味噌平醸造の本樽仕込み醤油を使用した特選チェーシュー』が1枚無料。

 

『3日間かけて丁寧につくったこだわりのチャーシュー』が1枚無料。

 

 

 

本来であれば、これだけの価値があるものを特別に無料にするんですよ、という感じで伝われば、無料という言葉が持つ本来の訴求力で人々の心を動かすことができるようになります。

 

 

 

あなたは、無料特典を粗末に扱っていませんか?

 

ちゃんと、無料特典の価値を高める工夫をしていますか?

 

 

 

ここに、お店を繁盛させるヒントがあります。

 

あなたのお店は、必ず今よりも繁盛できます!