店内と店外で発信する情報の違いを理解しよう

今日のテーマは『店外と店内では見せるべき情報は違う!』です。

 

先日、取引先と一緒に食事をすることになり、歩きながらお店を探していたときのこと。

 

歩いていたエリアは飲食店が立ち並ぶ場所なんですが、普段からそれぞれのお店でお客さんを取り合う競争状況なんでしょうか。

 

お店のメニューをいくつも、しかもその魅力をしっかりと伝えようと、多くの文字数を小さな文字で説明している看板があちこちに点在しています。

 

 

でも、歩きながらお店を探している僕らのような人は、立ち止まってその看板に書かれた詳細情報を読み込みたいのではなく、興味を引くようなお店なのかを知りたいだけ。

 

結局、宮崎鶏の専門店で、外観も含めて『美味しそう』と思えたお店に決めたんですが、あれだけ訴求力のない看板が乱立するエリアも珍しいな、と逆に感心してしまいました・・・。

 

商売の素人がよくやる間違いとして、店外で発信する情報を欲張り過ぎることがあげられます。

 

このお店のウリは何か、これを簡潔に、かつ感情を刺激するような表現方法で訴求することは確かに重要です。

 

しかし、これも言いたい、あれも言いたいと情報を詰めすぎてしまうと、その情報が書かれた販促物はゴチャゴチャしてしまい、通行人にとってはただの『景色』になって、見てもらえません。

 

 

 

店外での販促物の目的は、あくまでも通行人にお店へ関心をもってもらい、入店してもらうこと。

 

しっかりとお客さんにお店のこと、商品やサービスのことを知ってもらうのは、店内ですべきこと。

 

 

 

つまり、店外で発信する情報はお店を決めてもらうための情報、店内で発信する情報は商品やサービスを決めてもらうための情報なんです。

 

店外と店内での情報は、それぞれ目的が違う、ということがわかれば、発信すべき情報を絞ることができるはずです。

 

 

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お店で見込み客を取り逃さないための考え方を書いた記事です。

参考まで。

 

unisiacom.co.jp

 

unisiacom.co.jp

 

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また、通行人は歩きながら、もしくは車で走りながら、お店の情報を知ることになる、ということも意識するべきです。

 

 

つまり店外看板などでは、歩きながら、もしくは車で走りながら、数秒で知ってもらえる文字数、そして文字の大きさ(フォントの大きさ)で簡潔に伝えるということを意識する必要があります。

 

そのためには、このお店のウリは何か、そしてお客さんが得られる体験は何なのかを知ってもらえるキャッチコピーのようなものを持っていることが大事ということです。

 

 

例えば

 

『マンションで布団が干せなくても大丈夫! 布団が洗える大型コインランドリー』

 

『偏差値40からの大学受験! 基礎から教える進学塾』

 

 

 

あなたのお店は、店外で発信する情報を欲張って訴求力のない看板になってしまっていませんか?

 

そして、お店の魅力を一言でわかりやすく伝える言葉で訴求できていますか?

 

 

ここに、お店を繁盛させるヒントがあります。