失客したお得意様を呼び戻すのに有効なDMの注意点とは?

 

今日のテーマは『失客したお得意様をしっかり呼び戻すためのDMの注意点』です。



お得意様といわれるお客さんも、実は日常的にお店に来なくなる、つまり失客していきます。

1年もすれば、ほとんどのお得意様が入れ替わってしまう。

実はこれは、店長が知らない事実だったりします。



同じくらいお得意様の人数が日々増えていくので、お得意様の失客は現場ではあまり気が付かないんですね。

ということは、失客したお得意様を呼び戻すことができれば、売上に大きく貢献することができるということ。



今日は、そんな失客したお得意様を呼び戻すための方法、効果を最大化するために必要な注意点をお話ししていきます。


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【リピーターを増やす参考記事】
 unisiacom.co.jp


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お客様がお店にいる間は接客などを通して、直接コミュニケーションを取ることができます。

しかし、お店に来なくなってしまった以上、コミュニケーションは何らかの媒体を利用しないとできません。

そこで、とても有効なのがDM(ダイレクトメール)と言われるものです。



これは、ハガキや封筒などにクーポン等の特典と一緒にメッセージをいれて送るというもの。

メールなどでメッセージを送るのも良いのですが、メールの場合は開封して読んでくれる確率が低く、良くても10%前後といったところ。

一般的には3%あれば優秀とされています。



つまりメールだけだと、ほとんどの人に見てもらえないため、効果も上げづらくなります。

でも、DMは自分宛に郵送物として現物が送られてくるため、読んでもらえる確率が高く、メッセージがお客さんに届くという点で非常に有効なんです。



迷惑メールという言葉は聞きますが、迷惑DMというのは聞きませんよね。

DMはアナログな方法ですが、だからこそ有効だったりします。



既存の顧客リストに送ればすぐに成果が得られるので、オススメの方法です。

実際にあのインターネットの大企業、Googleでさえ、アドワーズという広告商材のプロモーションに、アナログな方法であるDMを利用しています。



DMには、キャッチコピーなどのメッセージ、連絡先、特典とその期限などの要素を入れることで集客媒体として機能します。

でも、良く見られるのはDMを1回送って、それで終わってしまうパターン。



実はこれは非常に勿体ないということを今日はぜひとも知ってもらいたいです。



DMを送るのはあくまでもお店の都合ですので、せっかくのDMも少しのタイミングのズレで真剣に見てもらえなかったり、検討してくれる気分じゃなかったりしてしまいます。

お客さん全員にとって、ベストなタイミングでDMを送ることができない、ということです。



ならどうするか?

答えは簡単。

送る回数を増やせばよいんです。



できれば3回は同じお客さんにDMを送りましょう。



1通目。

『お会いできなくて、本当に寂しいです!』

当店の記録によりますと、あなたが当店を最後にご利用いただいたのはかなり前のことです。

そこで、当店では○円の金券を無料で差し上げます!



2通目。

『検索隊を送るべきでしょうか?』

数週間前に当店はお客様に○円の無料金券をお送り致しました。

でもまだお越しいただけていないようです。

どこかに置き忘れているといけませんので、再度○円の無料金券をお送り致します!



3通目。

『ラストチャンス! もうやめます!』

今まで2度当店の○円の無料金券をお送りしていました。

これが最後の無料金券です。

本当にあなたに戻ってきていただきたいのですが、もうハガキを送る予算がないのです・・・。




このようなキャッチコピーをつけて、下に具体的なメッセージ(商品・サービスの内容と価格、特典内容や期限など)をつけて送るだけ。

難しくないですよね。



失客したお得意様ということは、元々はそのお店のファンだったはず。

つまり、きっかけさえあれば、またお得意様として戻ってもらえるチャンスがあります。



お得意様を呼び戻すのに有効なアナログのコミュニケーションツールとして、DMを有効活用してはいかがでしょうか?



ここに、お店を繁盛させるヒントがあります。