集客のピークを早めさせる秘訣

今日のテーマは『実演販売を参考にした集客を最大化する秘訣』です。
 
 

 

前回のメルマガでは、実演販売のテクニックから参考になる集客と商品購入を促すコツをお話ししました。
 
これが思いのほか反響があったので、今日も実演販売から参考になる店舗集客の秘訣をお話ししていきますね。
 
 
 
ちなみに前回メルマガを読んでいない方のために、実演販売って何なのか、説明しておきます。
 
実演販売とは、街頭や店頭で巧みな話術を使いつつ、実際に商品を扱い性能を説明しながら行う販売方法のこと。
 
江戸時代から続くガマの油売り、男はつらいよの寅さんでおなじみのバナナの叩き売りも実演販売ですね。
 
 
 
その実演販売でまずやらないといけないのは、集客。
 
実演販売コーナーに人を集めることが最初の関門。
 
 
 
よくあるのは、チラ見をした人に
 
『よかったら触ってみてください』
 
と話を聞いてくれる距離まで引き寄せていく。
 
 
 
人によっては、男性の販売員が
 
『ちょいと、そこのお姉さん。近くにいらっしゃい! さあ、襲ったりしないから大丈夫よ!』
 
とわかりやすいオネエ言葉を使って、警戒心を無くしつつ引き寄せるテクニックを使う人も。
 
 
 
ここで大事なのは、その人にすぐに買ってもらおうと行動しないこと。
 
なんでせっかく集めた人に商品を買ってもらうのがダメなのか。
 
 
 
それは
 
『最初に集めた人に期待するのは、他のお客さんの引き寄せ役だから』
 
 
 
すぐに購買に走らせるのではなく、実際に商品に触れてもらったり、楽しそうに体験してもらうことで
 
『なにやら、あそこで面白そうなことやってるぞ』
 
と周囲の人を引き寄せて、人だまりをつくっていく。
 
 
 
なので、すぐにその場をリリースしてしまうのではなく、いかにその客を引っ張って、他の客を呼び込むのかに注力していく。
 
 
 
これは実際のお店でも良く見る光景です。
 
 
 
飲食店や美容院などでは、外から見える窓際の席からお客さんを案内する。
 
駐車場のあるお店では、道路から見えやすい場所にあえて従業員の車を停めておく。
 
 
 
こうすることで、お客さんが入っている感を演出し、安心感を与えていく心理テクニック。
 
 
 
『赤信号、みんなで渡れば怖くない』
 
 
 
だれかが既に利用していることを演出することで、他のお客さんも安心してもらえる集団心理を上手に使いましょう。
 
実演販売でも、周囲にいる人々の警戒心をなくし、安心感を与えるのに、最初に集まったお客さんをできるだけ引っ張っているわけです。
 
 
 
あと僕がコンサル時によくやるのが、最初の数組みにお得なサービスを提供して、最初のお客を集めていく方法。
 
 
 
ラーメン屋で言えば、最初の数組だけ、チャーシュー切れ端をラーメンに乗せ放題サービス。
 
居酒屋で言えば、17時まで入店で、ドリンク1杯無料とか。
 
 
 
当然お店に最初のお客さんが入っていることが、店前道路から見える環境になければ意味はありませんよ。
 
店内に既にお客さんが入っていることをアピールするためにやっているんですから。
 
 
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時間帯別の客層に上手にアピールすることで、ガッツリと集客している実例をまとめた記事を参考まで紹介します。
 

 

unisiacom.co.jp

 


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まずは人だかりを意図的にいかにつくれるのか、工夫することで、1日のピーク時間を早めて、席の回転数を増やすことができるようになります。
 
 
 
集客できる日とできない日があるお店や、営業時間中の来客のピーク時間が遅くて回転数が上がらないお店なんかは、参考にしてみてください。
 
あなたは、集客のピークをコントロールすることで、集客に困らない環境をつくり出せていますか?
 
 
 
ここに、お店を繁盛させるヒントがあります。