集客するより大事なこと

今日のテーマは『商売繁盛の鉄則は、入口戦略よりも出口戦略』です。
 
 
 
つい先日、取引先と食事をする機会がありました。
 
おいしい鶏料理が食べたい、ということで、前から気になっていた宮﨑鶏の専門店にいってみたら、19時には満席。
 
カウンター20席に4人席テーブル3つしかないお店ですが、1週間前には既存のお客さんによって、カウンター席まで全て予約で埋まってしまうようです。
 
 
 
結局他のお店で食事を楽しむことはできましたが、次回こそは予約をとって、その宮﨑鶏専門店に行ってみたい。
 
繁盛しているお店で食事すると、なんで繁盛するのか、いろいろと参考になりますしね。
 
 
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店舗集客のコンサルティングという仕事柄、集客に関する相談が圧倒的に多いです。
 
 
 
どうすればお客さんを集めることができるのか?
 
どんなメディアが良いのか?
 
 
 
たしかに集客は重要です。
 
しかし、集客する前に、もっと優先順位の高い、大事なことがあります。
 
それが出来ていない限り、いくらお金を使ってお客さんを集めても、売上を伸ばすことも、利益を残すこともできません。
 
まるで、穴の開いたバケツに水を注ぐのと一緒。
 
何も残せません・・・。
 
 
 
入口戦略とは、どうやって集客するのか、お店に入るまでの戦略。
 
それに対して、出口戦略とは、お客さんが満足して帰ってもらうための戦略です。
 
 
 
どの商売でも、この出口戦略が無ければ、絶対に失敗します。
 
断言できちゃいます。
 
 
 
なぜなら、お店はリピーターによって成立するものだから。
 
 
 
リピーターを獲得できないお店は成長どころか、継続すらできません。
 
満足できないお店では、リピーターを生むことができないですし、スグに行き詰ります。
 
 
 
では、出口戦略とは具体的にどんなものなのか?
 
 
 
来店したお客さんが満足して、リピートしてくれるために、重要なことから考えれば、答えは自ずと出てきます。
 
 
 
まず、お店の魅力づくり。
 
 
 
お客さんが思わず購入したくなる商品。
 
思わず注文したくなる料理。
 
 
 
まずは売るものに魅力が無ければ、満足してくれませんよね。
 
 
 
次に、その魅力をしっかりと訴求できる売り場づくり。
 
そして、お客さんがまた来たい、と思ってもらえる接客やサービス。
 
 
 
これらお客さんが満足して帰ってもらえる環境と体制をつくることが、何よりも大事なんです。
 
 
 
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『どうやって集客するか』
 
よりも優先すべきなのは
 
『どうやって満足してもらえるか』
 
 
 
商売していると、どうしても目の前のお客さんの数で考えてしまいがち。
 
だから新規客を集客したいからと、無理な値引きをして、利益を圧縮してしまう。
 
 
 
売上とは、お客さんの満足が数字になったもので、客数はその要素のひとつでしかありません。
 
 
 
お客さんの数よりも、どれだけ買ってくれたのか、注文してくれたのか。
 
そして、リピーターになってくれたのか。
 
いかに満足して帰ってもらえるのか、出口戦略が重要なんです。
 
 
 
もし、あなたのお店の客単価が落ちていたり、リピーターの人数が減っていたら、危険のサイン。
 
集客よりも、まずは満足してもらえる環境にあるのか、見直すことが大事です。
 
 
 
あなたは、出口戦略しっかりと出来ていますか?
 
 
ここに、お店を繁盛させるヒントがあります。

 

 

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