特化する戦略は成功しやすい?

今日のテーマは『なにかに特化したサービス・商品は成功しやすい』です。
 

 
 
最近、治療院を見ても、○○専門院や○○専門クリニックなんて、症状に特化したところが増えてきました。
 
 
 
ニキビで困っている、産後のダイエットで困っている、パソコン画面の見すぎで視力が落ちて困っている・・・。
 
どれも体が不調で困っていることに違いはありません。
 
 
 
でも、治療したいと思うなら、自分の困っている症状に特化した治療院を選びたくなりますよね。
 
ニキビを治したいなら、一般的な美容外科よりも、ニキビ専門の美容外科に行きたくなります。
 
 
 
人は、一般大衆向けのものと、自分用に向けられた特別なものがある場合、自分に向けられた特別なものを選びます。
 
商品やサービスを絞り込み、そこにフォーカスする、つまり『特化型』にすることで、該当するお客様を強く引き付けることができます。
 
 
 
有名なところでは
 
アサヒ飲料の『モーニングショット
 
 
 
コーヒーの消費が集中する朝に特化して、朝専用コーヒーとして売り出したところ、それが大ヒット商品に。
 
 
 
味はというと、少しスッキリした味のコーヒーという感じで、朝専用と言われない限り、普通のコーヒーと思っちゃいますけど。
 
でも、朝専用と特化されると、人は『せっかくなら、どうせ飲むなら』とついつい買ってしまう。
 
 
 
結局、年間販売目標を10倍以上も達成し、今もアサヒ飲料で大活躍する主力商品となりました。
 
 
 
他にも、車のキズやヘコミに特化したサービスも、今では当たり前に目にしますね。
 
 
 
車の修理で一番多いのが、ちょっとしたキズやヘコミの修理。
 
そこに目を付けた企業が、それに特化した専門業者としてアピールして、顧客を囲い込む。
 
 
 
お客さんも
 
『専門店なら間違いない、しっかりキレイに修理してくれそう』
 
という印象、持っちゃいますよね。
 
 
 
特化することで、実はもう一つ大きなメリットが生まれます。
 
 
 
それは
 
特化した商品、サービスに必要がないスキル等を覚えたり、投資する必要がなくなる。
 
 
 
先ほどのニキビ専門の美容外科なら、ニキビの治療に特化する分、複数の手技を覚える必要もないですし、スタッフの手間も無くなります。
 
治療器具等の投資もニキビ治療用に集中すれば良いですし、経営効率も良くなるわけです。
 
 
 
多くの人が悩んでいたり、実際に利用するサービス、購入する商品はなんなのか。
 
それを解決するのに、購入しているのが大衆用のサービスや商品なら、そこに商機は十分にあります。
 
 
 
特化するのは、時間なのか、場所なのか、利用シーンなのか、ターゲットなのか、それとも・・・。
 
 
 
※ちなみに、特化することと似た方法として『専門性を高める』方法もあります。
 
ご参考まで、記事を紹介しておきますね。
 
 
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小さな飲食店が専門性を高めて集客するための10個のテクニック
 
↓ ↓ ↓

unisiacom.co.jp



 
まずは、あなたのお店のお客さまがどんな利用をしているのか、調べてみてはいかがでしょうか?
 
もしかすると、そこに大きな大ヒットを生むチャンスが転がっているかもしれませんよ。
 
 
 
ここに、お店を繁盛させるヒントがあります。