こんな場合は2号店を出店するな

今日のテーマは『2号店を出店して失敗するパターン』です。
 
 
 
近々に動画を撮影する予定があり、最近はカロリー控えめの食事をする毎日。
 
コンビニでも売られている『おでん』、実はローカロリーな食べ物なのを知ってます?
 
4、5品食べても300カロリー以下、大根なんてたったの10キロカロリー程度。
 
さすがに毎日昼食はおでんばかりで飽きてきましたので、オススメのローカロリーな食べ物ありましたら、教えて下さい!
 
今日も2分で読めて、でも内容はしっかりハイカロリーな内容で、メルマガを配信していきます。
 
 
 
1号店目が好調だと、2号店目をすぐにでも出したい、と考えるのが経営者。
 
でも、2号店目を焦って失敗するパターン、実はものすごく多いんです。
 
 
 
まず絶対にやってはいけない出店、ひとつめは
 
『1号店目とまったく関係のない業態での出店』
 
 
 
せっかく1号店目で得ることができた成功のパターンや仕組みを横展開することができないのは、まったく未知の新規事業を新たに立ち上げるのと同じ。
 
具体的には、違う客層、違う市場、違うノウハウ、違う商品やサービスで勝負するのは、事業としてリスクが高すぎます。
 
1号店目で成功した強みを理解し、それを同じような条件で行える環境(エリアや立地)で横展開するべき。
 
つまり1号店目の分析をしっかりとすることが、何よりも先だということです。
 
 
 
絶対にやってはいけない出店、ふたつめは
 
『人が育っていないのに出店』
 
 
 
人が育っていない状態で2号店目を出店してしまうと、人材が2つのお店に分散されてしまい、1号店目も含めて共倒れになってしまうリスクがあります。
 
集客と売上を安定して成長させるためには、人の教育が非常に重要。
 
2号店目を任せられる、そんな人材を育ててから、2号店目は考えないと、本当に痛い目にあってしまいますよ。
 
 
 
僕がよく使う言葉で『商売人人価』という繁盛店になるための手順があります。
 
 
 
繁盛店になりたいのなら
 

(商) 顧客が欲しい商品を用意する
(売) 顧客が満足する売場にする
(人) 人(従業員)を教育する
(人) 人を集める、集客する
(価) 適正な価格を決める

 
 
 
この手順で商売を進めていくと、商売は安定すると言われています。
 
人を教育する、ということは、集客したり価格を安くするより、優先度が高いアクションなんです。
 

 

 

絶対にやってはいけない出店、最後は
 
『1号店目からあまりにも離れたところで出店する』
 
 
 
チェーン展開をするメリットには、人やモノなどの店舗資産を活かせる、というのがあります。
 
2号店目があまりにも離れていると、何かあった時にすぐに駆けつけたり、対応することができません。
 
また経営者の目が届かなくなる、というリスクもあるでしょう。
 
2号店目はできるなら、利用できる交通手段で30分で到着できる範囲が望ましいです。
 
 
 
2号店目を出して事業を拡大する。
 
経営者なら誰もが憧れる成功への道です。
 
しかし2号店目の失敗で事業が傾いてしまっては意味がありません。
 
 
 
まずは1号店目がなぜ成功したのか、しっかりと分析すること。
 
 
 
よくあるのは、分析する上で、1号店目の足りない部分が見つかって、さらにお店が繁盛できた、というパターン。
 
実は現状のお店を改善することのほうが、2号店目を出店するよりも、投資がかからない分、経営効率が高かったりするのです。
 
2号店目を考える前に、まずは現状のお店で改善できることがないか、考えてみるのもおススメですよ。
 
 
 
少なくとも・・・
 
『たまたま良い物件が出たから、2号店目を急ごう』など、物件ありきで2号店目を考えないことです。
 
物件などの外的要因ではなく、なぜ1号店目が成功したのか、その成功できる仕組みを理解することのほうが、その後の事業成長にとって、よっぽど重要なんです。
 
 
 ここに、お店を繁盛させるヒントがあります。
 

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※コンビニ・飲食店・美容室・整体院など、店舗の出店を検討している方向けに、立地選びで失敗しないための立地条件、商圏の考え方について、5つのステップでわかりやすくまとめ、ブログ記事で紹介しています。

参考まで。

 

unisiacom.co.jp