顧客を絞ったら顧客は増える?

今日のテーマは『お客さんを絞ればお客さんは集まるのは、本当か?』です。
 
 
 
 僕には息子が3人いるんですが、せっかくの日曜日、外食することになりました。
 
外食が決まると、3人がそれぞれの主張(ケンカ)が始まります。
 
『お寿司食べたい』
『餃子がいい』
『クリスマスはチキン~!!』
 
そこで、全部そろっているファミレスにしようとすると、
 
『そんなの中途半端で美味しそうじゃないから、イヤだ!!』
 
 
 
結局は、じゃんけんで決めて、鳥の唐揚げ専門店に行くことになりました・・・。
 
今日のメルマガは、こんな日常の光景とちょっとだけ関係するお話です。
 
 
 
『お客さんを絞ったら、買ってくれる人も減ってしまうんじゃないですか?』
 
僕がコンサル時にターゲットを絞ろうとすると、よく言われる言葉です。
 
 
 
普通に考えると、お客さんを絞っているわけで、買ってくれる人数自体も減ってしまうように思えますよね。
 
でも、そもそもなんでターゲットを絞らないといけないのか?
 
 
 
例えば整形外科ではなく、『ニキビ専門の整形外科』とする。
 
するとニキビに悩んでいる人がこのメッセージを見たら
 
『これは私のことだ』
 
と自分のための商品として感じてもらえます。
 
 
 
さらに言えば
 
『大人のニキビ専門の整形外科』
 
としてしまえば、ターゲットをさらにフォーカスすることになり、より強いメッセージになるわけです。
 
 
 
大事なのは
 
『ターゲットにとって、そのお店でなければいけない状況をどれだけ作れるか』
 
 
 
唐揚げが食べたい人は、一般的な定食屋の唐揚げよりも、唐揚げ専門店のほうが、グッと惹かれませんか?
 
最近は、餃子専門店、チャーハン専門店、など、いろいろと出てきてますよね。
 
 
 
ラーメン屋も、昔は中華料理店の1メニューだったのが、ラーメン専門店ができて、今では家系ラーメン、魚介系塩ラーメン等々、ラーメンのなかでも、さらに特化されて、より専門的なお店も出てます。
 
ターゲットを絞ることで、より魅力的なお店になって、より集客ができるようになる、というわけです。
 
 
 
そこで、最初にあった質問に戻ります。
 
質問は、ターゲットを絞ることで、客数自体が減ってしまうじゃないか、ということでした。
 
 
 
答えは
 
ターゲットを絞ることで減ってしまう客数よりも、絞った結果独占できるお客さんの方が多ければ、それが正解、ということです。
 
 
 
市場がなければ、当然売上は立ちませんから。
 
ターゲットを絞って、そこに独占できる十分な市場があることが重要です。
 
 
 
お客さんがどんな悩みを抱えているのか、どんなニーズがあるのか、まずはそのリサーチから。
 
そして同じように悩む人・求める人がお店の周囲にたくさんいるようなら、それを解決できるドンピシャのメッセージを発信する。
 
 
 
あなたはどんなお客さんに絞っていきますか?
 
 
 
ここに、お店を繁盛させるヒントがあります。
 
あなたのお店は、必ず今よりも繁盛できます!
 
 

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