メニューブックで売上を改善させるコツ

今日のテーマは『メニューブックで適正な売上を得よう』です。
 
 
 
商品やサービスが魅力的なのに、売上が増えないお店はたくさんあります。
 
飲食店を例にすると、自分の料理に自信があるからお店を出しているわけです。
 
でも、売上が増えない。
 
実際に私がコンサルするお店の多くがこのパターンです。
 
 
 
これは、大手企業が当たりに行っている、売上を増やすためのコツを知らないだけ。
 
今日は、そのなかでも、一番カンタンに売上アップができる『メニューブックのコツ』をお話しようと思います。
 
 
 
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※飲食店のメニューはどうやって決めるのが良いのか、何を気を付けるべきか。
これらをいくつかのステップに分けて、ブログ記事でも紹介しています。
参考まで。
 

unisiacom.co.jp


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多くのお店の間違いは
 
『メニューブックのことを単なる商品価格リストと捉えていること』
 
その考え方では、なかなか適正な売上を得て、商売をラクにすることはできません。
 
 
 
メニュー名と単価しか書いていないようなメニュー表では、単に価格説明の商品リストでしかないのです。
 
このメニューブックでは、得られる情報が価格でしかないため、高いか安いかで商品・サービスを見られてしまいます。
 
結果、安い商品・サービスにオーダーが集中してしまう。
 
つまり、わざわざ低い取引単価を誘導してしまっているわけです。
 
 
 
メニューブックの本質、それは
 
『お客さまの意思決定を促すコミュニケーションツール』
 
 
 
お客さまは、このお店にどんな商品やサービスがあるのか、メニューブックを通して情報を得ています。
 
そして、どの商品・サービスを購入するか決定して、オーダーするわけです。
 
メニューブックで売上が決まってしまうのであれば、改善するべきですよね。
 
 
 
メニューブックの改善ポイントはいくつかあるのですが、その中でもおススメするのは
 
『顧客別や販売シーン別にメニューブックを用意すること』
 
 
 
飲食店でいえば
 
・ランチ専門のメニューブック
 
・ディナー専用のメニューブック
 
・平日専用のメニューブック
 
・土日祝日専用のメニューブック
 
・お子様専用のメニューブック
 
などなど。
 
 
 
平日と土日祝日では、お店を利用する顧客層が違うのであれば、その顧客層ごとにカスタマイズしたメニューブックを用意して上げる。
 
平日利用するサラリーマンと、土日祝日に利用するファミリー層では、売れるものも売りたいものも違うはずです。
 
であれば、答えはカンタンですよね。
 
 
 
顧客層が違うのなら、顧客層ごとにカスタマイスした提案をして、売りたい商品・サービスを購入してもらえるようにしていく。
 
 
 
子供用のメニューにお客さまが気付かなければ、自分の料理を小皿に分けて子供に与えるだけになってしまいます。
 
子供用メニューブックがあれば、子供は喜びますし、何よりも子供メニューの注文が増えるようになります。
 
 
 
お客さまは総合メニューではなく、利用シーンに応じたカスタマイズされた提案が欲しいんです。
 
そのようなメニューブックは、お店の魅力が伝わりやすいですし、買ってもらいたい商品を買ってもらい易くなります。
 
何よりも、使い勝手が良い魅力的なお店だということで、リピート客も増えていきます。
 
 
 
マッサージ店で言えば
 
足のむくみ改善用メニューブックとか、肩こり改善用メニューブックとか。
 
 
 
美容院で言えば
 
カラー用メニューブックとか、パーマ用メニューブックとか。
 
 
 
ただ単に商品リスト化しているメニューブックから、お客さまへの思いやりが込められたメニューブックに変えていきましょう。
 
たったそれだけでも、客単価は改善しますし、リピーターも増えていきますから。
 
 
 
ここに、お店を繁盛させるヒントがあります。
 
あなたのお店は、必ず今よりも繁盛できます!