カッコイイお店はダメ?

今日のテーマは『お店がカッコ良いだけじゃダメ?』です。
 
 
なんか急激に寒くなってきましたね。
 
少し風邪気味ですが、今日も元気に(?)メルマガをお送りします!
 
 
 
つい先日、皮ふ科形成外科クリニックのお客さんより 
 
『駅前で立地も良いのに、なぜか集客できずに困っている』
 
とのSOSが。
 
 
 
実際にそのクリニックを見てみると、たしかに駅前で通行者も多く、ターゲットであるお洒落な中年女性もたくさん目の前を歩いています。
 
建物もとてもお洒落で、高級感漂い、お金持ちのマダムに受けそうな内外装。
 
看板もしっかりと『○○クリニック』と目立つように立っています。
 
 
 
しかしよく見ると、肝心な部分が抜けていました。
 
 
 
それは
 
『何屋なのか、どんなクリニックなのか全くわからない』
 
ということ。
 
 
 
歯科クリニックなのか、内科クリニックなのか、皮ふ科形成外科クリニックなのか、全くわからない。
 
これでは、皮ふ科形成外科クリニックに行きたいと思っている人が目の前を歩いていても、そこに立ち寄ろうとは思いません。
 
だって、何クリニックなのか、わからないんですから・・・。
 
お客さんが少ない理由は、まさにそれだったのです。
 
 
 
そこで、すぐに行ったのは
 
【皮ふ科形成外科という『何屋』なのか、しっかりと表示すること】
 
 
 
さらに、得意とする強みが訴求できていなかったので
 
多汗症によく効く薬あります。手汗用制汗剤お試し処方中!』
 
というメッセージもクリニックの前に提示しました。
 
 
 
最初はお洒落な外観にこだわっていたので、少し嫌だったかもしれません。
 
しかし、あくまで目的はお洒落なクリニックを経営することではなく、あくまで集客して利益を残すこと。
 
 
 
結果どうなったか?
 
それまでがウソのように、お客さんの出入りが多くなり、ようやく立地の良さが活かされる状況になったのです。
 
 
 
このように、カッコいいお店で立地が良いのに、集客ができていないお店は
 
『何屋か、わからない』
 
『何がウリなのか、わからない』
 
こんな共通点があります。
 
 
 
お客さんは、お洒落なお店として意識はしてくれても、自分にとって必要なお店でない限り、入店してくれません。
 
お客さんにどんなお店なのか『感じ取ってくれ』といっても、無理な話です。
 
お客さんはエスパーではないので知る由もないし、そもそも、そんな必要性はお客さんには無いのですから。
 
 
 
『お店視点』ではなく、『お客さん視点』で物事を考えれば、すぐに解決できる課題も多いんです。
 
自分のお店が『お店視点』になっていないか、今一度確かめてはいかがでしょうか?
 
 
ここに、お店を繁盛させるヒントがあります。
 
あなたのお店は、必ず今よりも繁盛できます!

 

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新規のお客さんをつかまえるに、いつもお店の前を通過している人たちをどうするか。
まずは、そこを考えて行動に移すべきです。

過去のブログ記事です。 ご参考まで。
 

集客したいなら、ぐるなびの掲載より先に店前看板を改善しよう

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