メニューブックは誰のためのもの?

今日のテーマは『メニューブックの対象者と役割を知ろう』です。
 
 
最近、少し肌寒くなってきましたね。
 
昨日も温かい料理でも食べて温まろうと、初めて利用する居酒屋に入ったところ、メニューブックが『だし巻き卵  500円』など、そっけない文字と数字しかなく、オーダーする気持ちも失せて、最初の1時間で早々に切り上げることがありました。
 
これでは、いちいちお店のスタッフに『どんな料理なの?』とか『おすすめは?』とか聞かないと、本当に頼みたい料理なんてオーダーできませんよね。
 
そこで、今日はメニューブックの正しい考え方について、お話していきたいと思います。
 
 
 
僕が飲食店のコンサルティングで、売上を簡単に増やす方法のひとつとして力を注ぐのが、『メニューブックの改修』です。
 
これは飲食店に限らず、整体院やリフレクソロジー、美容院、ペットサロンなどのサービス業でも、メニューブックがあるお店全てに当てはまる考え方です。
 
いろいろなお店のメニューブックを今まで見てきましたが、基本的な部分が出来ていない為に、大きく売上を損ねているケースが多く見られます。
 
 
 
そもそも、メニューブックは基本的に誰のためにあるのか、ご存じですか?
 
当然、お客さまのためではあるのですが、そのレベルで捉えてしまうことが、売上を損ねる原因ともなっています。
 
実は本当の対象者は『初めてお店を利用したお客さま』ということを認識するべきです。
 
 
 
お得意さまはメニューを見ることはあっても、基本はスタッフからの口頭でのおススメであったり、日替わり週替わりなどのボードなどからメニューを決めることが多いと思います。
 
メニューブックを見なくても、『とりあえず、○○と□□をお願い!』ということが多いはずです。
 
 
 
メニューブックは、初めてのお客さまがお店で何をオーダーするか決める上で非常に重要な販促ツール。
 
なので、初めて来店されたお客さまにとって、どんな中身であるべきか、考える必要があります。
 

  • メニュー名
  • 写真
  • 説明文

 
これらが、思わずオーダーしてみたくなる内容でなければいけません。
 
 
 
では、メニューブックの役割は何でしょうか?
 
それは『始めて来店されたお客さまのオーダーを増やし、売上単価を上げるもの』と私は定義しています。
 
そのために、初めて来店されたお客さまにとって、親切でわかりやすく、お店のこだわりがしっかりと伝わることが、とても大切になってきます。
 
 
 
以前もやりましたが、コーヒーをメニューブックに載せるのに
 
 
『ブレンドコーヒー 300円』
 
このように、メニュー名と価格だけが記載されたメニューブックよりも
 
 
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苦みとコクを重視したコロンビア、ブラジル 、グァテマラ産のブレンドコーヒー。
 
コーヒー本来の香りと苦味が最も華やいだ風味を醸し出す『中深煎り』の焙煎、そして粗びきで引いた豆を82℃の温度で丁寧に淹れる。
 
広がる香り、そして深い味わいにこだわりました。
 
 
中深煎りブレンドコーヒー 300円
 
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上記のようなメニュー名と説明文に、サイフォンで淹れた美味しそうなコーヒーが湯気をたてながらカップに注がれている写真がついたメニューブックだったら、いかがでしょうか?
 
僕なら『これで300円なら安いし、飲んでみたい』と思いますね。
 
 
 
通常の食事メニューだけでなく、コーヒーの追加オーダーが増えれば、その分売上は単純に増えます。
 
良いメニューブックは、それ自体が売上を勝手に増やしてくれる。
 
つまり
 
『優秀な営業マンとして、売上を増やしてくれる仕組み』になる、ということです。
 
 
 
売上が伸びずに悩んでいるお店であれば、まずはメニューブックを見直してはいかがでしょうか?
 
初めて来店したお客さまが、思わず注文したくなるメニューブックになっていますか?
 
 
 
 
あなたのお店は、必ず今よりも繁盛できます!

 

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