今日のテーマは『立地判断をする上で、一番大事なこと』です。
 
 
『この物件、儲かるかな?』
 
新規出店を検討しているオーナーから、よく相談を受けるのですが、その中でも共通して聞かれる話です。
 
仕事で相談を受ける際には、立地や商圏について専門的な調査を行い、その上で判断やアドバイスを行うのですが、そうではない場合に僕は決まってこう言います。
 
『お客さまが集まる場所であれば、儲かるよ』、と。
 
言われた人たちは、そんなの当たり前だ、と言うのですが、実はその当たり前がわかっていないことが多いんです。
 
 
 
一番多い勘違いは、『人通りが多い場所は良い立地だ』 というもの。
 
駅前や商店街で人通りがあれば、なんでもかんでも良い立地だと勘違いしてしまう。
 
 
 
お店にとって、良い立地とは『お客さまが集まる場所』。
 
しかし、いくら人通りが多くても、そのほとんどがお客さまになりえない人々なら、意味は無いんです。
 
東京丸の内のような、多くのサラリーマンが集まるビジネス街で、いくら小学生向けの学習塾を出してみても、肝心の子供がいなければ成立しません。
 
いわれると当たり前なんですが、よーく見ると出来ていないことが多い。
 
 
 
例えば、中高年の専業主婦をターゲットにした商売の場合、彼女たちは駅を利用する生活シーンは少ないため、駅前が必ずしも良い、とはなりません。
 
駅前よりも、スーパーやGMSイトーヨーカドーのような商業施設)の中、もしくは出入り口の近くで出店するほうが、よっぽど生活シーンの流れにあった場所と言えます。
 
なぜスーパーの一角に、クリーニング店や花屋が入っているのか、考えてみると理解できるのではないでしょうか。
 
当たり前ですが、同じスーパーでも、エブリデイロープライス型の安売りスーパーなら価格にシビアな主婦、高品質を売りにするスーパーなら価格よりもこだわりを重視する主婦の割合は多くなります。
 
スーパーだからといって、どんな主婦でも同じように集まってくるわけではありません。
 
 
 
ターゲットの生活導線を見つけ出す
 
 
まずターゲットがどんな人々なのか、お客さまを仮想してみる(ペルソナの設定)。
 
彼らがそのお店を利用するシーンをイメージして、どの時間帯にどの場所にあれば利用してもらいやすいのか、生活導線(生活するうえでの行動)を考える。
 
彼らの生活動線が一番重なる場所、つまり『見込み客が一番集まる場所』、これこそが良い立地だと言い切れます。
 
高価格帯の高級クリーニング店がスーパーの近くに出店する場合、そのスーパーがエブリデイロープライス型だとしたら、ターゲットが集まる場所とは言い難いわけです。
 
 
 
仕事帰りのサラリーマンと専業主婦では生活導線は違います。


サラリーマンは、会社の近くと家の近くでは生活導線は違います。


子供連れは、平日と週末では生活導線は違います。
 
 
 
あなたのお客さまが普段どこにいて、どんな時間にどこに集まっているのか。
 
そこから、本当に良い立地を考えて見てはいかがでしょうか。




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